哲学memo:プロタゴラスと相対主義
食糧の調達は狩猟がメインだった時代から農耕に移る。
食糧が十分に調達できるようになり、人口は増えていった。
それにより都市国家というコミュニティーができあがる。(ポリス)
ポリスには信じられている神話があった。しかし人口増加に伴い、ポリスが複数生まれ交流することにより、人間はそれぞれの神話があることを知る。
同時に神話は嘘なのではないかと気づき始める。
プロタゴラスは相対主義で有名な哲学者。
「人間は万物の尺度である」という言葉を残している。
価値観は人それぞれということを言った。
政治家に人気が出る。
相対主義を使って「価値」をずらせばなんとでも言えるからだ。
いわば屁理屈のようなものだ。
当時、古代ギリシャは民主主義だったから、民衆の前で政敵に議論で負けるわけにはいかなかった。プロタゴラスの相対主義哲学は、相手の主張をうまく覆すことができるため、議論テクニックとして重宝された。
参考文献
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