メンタリストDaiGoも使っている心理学 ○○効果とは?
こんにちは。Masakiです。
あなたはメンタリストのDaiGoさんを知っていますか?
フォーク曲げをはじめとする心理学を応用したパフォーマンスで一世を風靡したあと、本の執筆や動画コンテンツ、株式会社の顧問、大学特任教授、企業の研修コンサルなど幅広く活躍している方です。
その中でもニコニコチャンネルは際立っていて、現在( 2019年12月 )のチャンネル登録者数は13万人を超え今も伸び続けています。
また月額550円なので、月の売り上げは7000万をゆうに超えています。
なぜ彼はそんな実績を動画コンテンツで残せるのでしょうか。
それは心理学のテクニック、ツァイガルニク効果を使ったからです。
そもそもツァイガルニク効果ってなに?
ツァイガルニク効果とは、達成できなかったことや中断していることのほうが、達成できたことよりもよく覚えているという現象のことです。
ドイツにゲシュタルト心理学者クルト・レヴィンという人がいました。
彼は「人は目標に向けて行動するとき緊張感が生まれ持続するが、目標を達成することでその緊張感は解消される」という仮説を立てました。
それを元に、ソビエト連邦(現ロシア)の女性心理学者である ブルーマ・ツァイガルニクが実験をおこないます。
「目標が達成されていない行為に関する未完了の課題についての記憶は、完了した課題についての記憶に比べて思い出されやすい」という結果から、自身の名前をとった「ツァイガルニク効果」が提唱されるようになりました。
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DaiGoはどのように使ったのか。
ニコニコチャンネルを始めた初日、登録者は3人。
XjapanのYOSHIKIさんは3000〜4000人だったことから大変悔しい思いをしたようです。
それから新規の会員を増やすためにYouTubeを始めました。
理由はフォロワー以外にも動画を見てもらえる可能性があるから。
実際に見てみると無料で提供するにはもったいないほど質の高い内容になっていると思います。
後半部分はニコニコチャンネルで見られるようになっていて、もっと知りたいと思った方が登録するという流れになります。
これがDaiGoさんの、ツァイガルニク効果の使い方です。
それはDaiGoさんの話す心理学の知識がとても役立つというのが前提にあるのですが、あえて前半を無料で見せることで後半の内容に興味を持たせるのが上手いですね。
生活にどう取り入れるか。
これはDaiGoさんだからできるんじゃないのか、私にはできないんじゃないか。
こう思ったりもします。
この記事を読んでくれている方の中にもそう思う方がいるかもしれません。
なので小さなことから実践してみました。
今回のタイトルは「メンタリストDaiGoも使っている心理学 ○○効果とは?」です。
不完全なものにして興味を持ってもらえるような工夫をしました。
仕事や勉強で使える例の1つは、中途半端なところでやめることです。
不完全なままにすることで、頭に残りますし再開した時にスムーズに取り組むことができます。
心理学を取り入れるために
DaiGoさんは動画だけでなく書籍もためになります。
映像よりも文章を読みたい方は参考にしてください。